博鰲アジアフォーラム 今年の年次総会の3つの焦点

博鰲アジアフォーラム 今年の年次総会の3つの焦点。 博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの2011年度年次総会が今月14日から16日にかけて、海南省博鰲市で開催される。テーマは「あまねく広がる発展:共通のアジェンダと新たな試練」。今総会の開催に合わせて、新興5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国。南アフリカ。BRICs)の第3回首脳会議が同省三亜市で行われることになっており、世界の経済的版図における新興国の集団としての勃興と経済社会のモデル転換が注目を集めている…

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発信時間: 2011-04-11 17:14:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 現在、BRICsを代表とする新興経済体は、国際分業体制、世界的な整備、世界の通貨金融システムを改善する上で軽視できない重要なパワーとなっている。国際通貨基金(IMF)がまとめたデータによると、2003年から10年にかけて、新興経済体の成長ペースは先進経済体のペースを毎年4ポイント以上上回った。長期的で持続的な成長ペースの開きにより、新興経済体と先進経済体との経済力の対比に質的な変化が生じたという。

 十二五は中国にとって発展モデルを転換させる重要な時期だといえる。中国は今後、経済構造の戦略的な調整を推し進め、内需を拡大し、国民生活の保障と改善を進める。科学技術イノベーションと産業のグレードアップを推進する。また経済と社会のバランスの取れた発展を推進し、基本的な公共サービスの段階的な均質化の促進を社会建設の重要な任務に据える計画だ。今回の年次総会では中国に関して、「政策の解読:第12次五カ年計画」、「中国と世界との融合:共存共栄の10年」、「人民元の海外進出:課題とチャンス」など6つの議題が設定された。フォーラムでは中国の閣僚級の代表がこれらの議題に即して、十二五における新政策について詳細な説明を行い、総会に参加する多国籍企業と中国企業との発展戦略の調整を後押しする予定だ。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年4月11日

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