中国国家発展開発改革委員会、工業情報化部、科学技術部など多くの機関が共同で制定する「ハイテクサービス業発展加速に関する指導的意見」が起草の段階に入った。調べによると、クラウドコンピューティング産業は今後のハイテクサービス業の主軸になるという。
「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」計画の綱要や「戦略的新興産業の育成および発展の加速に関する国務院の決定」においても、「クラウドコンピューティング」を次世代情報技術産業の重要な領域にすることが強調されている。
「これは非常に大きな市場である。」東方証券の研究員は、2015年までに、中国のクラウドコンピューティング産業チェーンの規模は7500億~1兆元になり、戦略的新興産業全体の15%以上のシェアを占めるようになると予測した。
北京、上海、深セン、杭州、無錫など5か所のモデル都市では、多くの企業が政府と共同でクラウドコンピューティング事業を開始している。
昨日、東軟集団、浪潮軟件、万達信息は上海市の行政機関とそれぞれ、スマート交通、電子政府、衛生健康分野のクラウドコンピューティングに関して、提携を結んだ。