国務院僑務事務室は先般、博鰲(ボアオ)アジアフォーラム2011年年次総会において、中国系企業による「華商円卓会議」が初めて開催され、世界の約10の国・地域から30名あまりの著名中国系企業家がこの会議に参加することを明らかにした。
この活動は、タイ正大集団取締役会長で中国僑商投資企業協会会長の謝国民氏の呼びかけで実現し、テーマは「中国系企業とアジアの経済発展」だという。4月14日午後にボアオで開催される。
今回の会議には、タイ正大集団取締役会長の謝国民氏、フィリピン航空取締役会長の陳永栽氏、インドネシア力宝集団取締役会長の李文正氏、香港世茂集団取締役主席の許栄茂氏、香港アジア金融集団主席の陳有慶氏、シンガポール金鷹国際集団取締役主席の陳江和氏、マレーシア亜常青集団取締役主席の張暁卿氏、マカオ万国控股集団主席の劉雅煌氏、福耀ガラス工業集団股フン有限公司取締役会長の曹徳旺氏、東莞玖龍紙業有限公司取締役会長の張菌氏など著名な中国系企業家が参加する。
国務院僑務事務室の関係者は次のように述べた。「世界各地に分布する中国系企業は世界経済を支える重要な力であり、政治的、社会的な影響力をもっている。また、中国の経済発展、地域経済の一体化を促進し、経済のグローバル化を加速する上で、重要な役割を担っている。ボアオアジアフォーラム期間中、著名な中国系企業家が討論を交わすことは、中国系企業間、中国系企業とアジアならびに世界各国の企業間の協力や理解を深め、アジア経済の一体化と地域間協力を後押しし、アジアと世界経済の協力、包括的な発展を促進する」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月12日