もうじき開幕を迎える上海国際自動車工業展覧会では各大手メーカーが新車を発表するが、フェラーリも例外ではない。先ごろジュネーブで発売された新たなスポーツカーFFはアジア初登場となる。同車は新型の6.3L V12エンジンを搭載、100キロまでの加速がわずか3.7秒で済む。またフェラーリFFは4人乗りの4WDである点が特徴だ。
フェラーリFFはピニンファリーナが設計、外観のデザインとラインの対比はこのスポーツカーのDNAと際立った実用性の完全な融合だ。FFとは英語のFerrari Four(4人乗り・4WD)の略語で、新しいGTスポーツカーというコンセプトをもたらし、これまでにないスポーティーな雰囲気と優れた性能を備えている。さらに機能性や快適さ、優雅な気品を一身に集め、乗る者に全く独特の体験を与えることは間違いない。
フェラーリFFの具体的な販売価格はまだ明らかにされていないが、600万元近くの612 Scagliettiの値段を参考にすると、FFがこれより安いことは考えられない。より多くの先進的な科学技術を取り入れた同車の価格は上海国際自動車工業展覧会で明かされる。