『証券時報』
金融政策の実体経済への影響を避ける
温家宝首相は昨日、国務院常務会議に出席した。会議では、貨幣総量のコントロールと構成改善の関係、インフレの抑制と経済成長の促進の関係をきちんと把握し、公開市場操作、預金準備率、金利などの様々な価格と量的ツールを活用して、人民元の為替相場のシステムを改善していくと強調した。金融政策によって、今後表れる効果を充分に把握し、政策の先見性を高め、今後の実体経済へのデメリットが大きくならないようにしていく必要がある。
個人所得税法修正草案 来週審議開始
全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は、昨日開催された第11期全人代常務委員会第61回委員長会議に出席した。会議では、第11期全人代常務委員会第20回会議は4月20日から22日まで北京で開催することを決定した。委員長は、「会議では行政の強制法の草案に対する審議を引き続き行い、石炭法や建築法、道路交通安全法の修正草案、個人所得税法の修正草案を審議する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月13日