曽培炎氏は、胡錦涛主席のこの決意は、「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)計画」にも表れていると述べた。
「十二・五計画」では、民生の保障と改善が計画全体の出発点と帰着点であるとされている。今回の計画では、これまでで初めて、整った基本公共サービスシステムを構築することが提議され、公共教育、就職サービス、社会保障、医療衛生、人口計画、公共文化、インフラ、住宅保障、環境保護の9分野が「十二・五」期間における公共サービスシステムの重点に定められた。政府レベルの共通認識は、企業、学術、メディア、社会各界からの賛同を得る必要がある。ボアオ・アジアフォーラムの価値と吸引力はまさにその点にある。
「包容的発展:共通のアジェンダと新たな試練」をテーマとする2011年ボアオ・アジアフォーラムがまもなく開催される。
アジアや世界各地から1400名を越える参加者がアジアの発展について熱い議論を交わす。曽培炎氏は、今回のフォーラムがアジアの持続可能な発展を牽引し、推進するものになることを信じていると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月14日