中国の胡錦涛国家主席は、15日に海南省のボアオで、ボアオアジアフォーラム2011年年次総会に出席した各国首脳や閣僚級代表、各界の代表らと会談を行った。
胡主席はボアオアジアフォーラムに出席した各界の代表に歓迎の意を表すとともに、ここ10年来、ボアオアジアフォーラムの発展に捧げられた貢献に感謝の意を伝えました。また引き続きアジアと世界経済の発展に積極的な役割を果たすよう期待を寄せた。
胡主席は、「今回の年次総会は『包容的発展・共通のアジェンダと新たな試練』をテーマとし、現実性を備え、また想像に富んだものだ。各国はフォーラムの場を利用して、共に関心を寄せる問題を検討し、共通認識を拡大し、対話によって協力を強化していく」と述べた。
台湾の企業家と会見した際、胡主席は、「両岸関係の平和発展は得がたいもので、共に大切に守る必要がある。双方は引き続き相互信頼を深め、協力を拡大し、共に努力して両岸関係の平和と発展に良い条件を作っていく」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」 2011年4月16日