『上海証券報』
大部分都市の不動産価格 依然上昇傾向に
国家統計局が18日発表した全国70大・中都市不動産価格データーによると、3月、中国の不動産価格は前月に比べ下降或いは横ばいを保っている都市がやや増加している。しかし、大部分の都市が依然として上昇傾向にあり、上げ幅だけは低くなっている。都市の不動産価格の過剰な高騰、速すぎる上昇という状態はまだ、根本的には変わっておらず、今後も不動産市場のコントロールに力を入れて取り組む必要がある。
第1四半期国有企業 営業コスト上昇幅が営業収入上回る
今年第1四半期、中国国有企業の主要利益指標は成長を維持し、利益総額は前年同期比27.5%増の5123億5000万元に達した。しかし、営業コストの上昇幅が営業収入の上昇幅よりも高かった。
財政部が18日に発表した第1四半期全国国有及び国有持株会社の経済動向によると、今年1~3月、国有企業の営業収入は同比24.7%増の8兆900億元だった。注目したいのは、1~3月の国有企業のコスト総額が同比24.7%増の7兆6112億3000万元だったことだ。うち営業コストが同比25.1%増、販売費18.2%増、管理費用16.8%増、財務費用26.3%増だった。