原発事故で先物市場の資金が日本から中国に移動

原発事故で先物市場の資金が日本から中国に移動。

タグ: 日本 地震 原発 先物 市場

発信時間: 2011-04-21 16:55:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界第三位の経済大国である日本で発生した原発事故は世界の産業チェーンに多大な変化をもたらした。原発事故によりリスクが拡大し、国際先物市場の大口商品が急激に下落したため、世界の投資銀行は現在、日本から中国大陸へと投資先をシフトしている。

日本で大地震が発生して以降、中国国内の先物市場、とりわけ石油と金相場は値上がりムードが高まったが、多くの投資家が外部要素のリスクを見誤ったため、結果的に大損をした。しかし、中国の投資会社、百業投資管理有限公司は今回の大地震で多額の利益を手にすることに成功した。その成功の秘訣は、経験豊富なスタッフの他に、各種証券投資コンサルティング業務とリスクマネージメントモデルにある。

21世紀は情報経済の世紀である。複雑な情報の中から価値のある情報を獲得することが投資会社にとって不可欠である。

原発事故発生後、中国のA株市場では原子力発電関連株が一時的に大暴落する事態が発生した。多くの株専門家が投資家に向けて原子力発電関連株のリスクを伝えたのは日本の原発事故発生後であったが、百業投資はいち早く関連情報を手に入れ、地震発生後すぐに顧客に対し2次災害が発生する可能性がある旨を伝えた。百業投資が顧客に配布した外部リスク報告書には、原発事故を含む2次災害が中国におよぼす影響についての項目が設けられ、原子力関連株に大きな変動が起きると明確に指摘してあった。それにより、多くの顧客を不必要な経済損失から回避することに成功した。

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。