エチオピア航空の定期便「ET689」が3日の午後6時40分、浙江省杭州市の杭州蕭山国際空港に着陸し、同9時30分に同空港を順調に離陸してエチオピアの首都アディスアベバに向かった。これにより杭州は、北京と広州に続いて大陸部で3番目のアフリカ路線が就航する都市となり、また長江デルタ地域で初めてアフリカ定期便が就航する都市となった。
現在、浙江省義烏市には1千人を超えるアフリカ系ビジネスマンが常駐してビジネスを展開し、浙江省からアフリカに投資したり旅行したりする人も多い。上海と杭州を結ぶ滬杭高速鉄道が開通した後は、長江デルタ地域の旺盛な航空旅客輸送ニーズや発達した地上交通輸送ネットワークが、アフリカ路線に良好な市場の展望と広大な発展の可能性を提供している。(編集KS)
「人民網日本語版」2011年5月5日