『中国証券報』
インフレ傾向の明朗化を待つ6000億元の保険資金
中国保険監督管理委員会のデーターによると、第1四半期、保険資金による株式とファンドの投資額の割合は13.8%に達した。保険資金による株式投資の割合の上限は25%であり、既に5、6割ほどのレベルだ。市場に投入できる保険資金は6000億元ほどである。保険企業関係者は、「短期市場は最低ラインを探っており、インフレ懸念は保険資金の勢いを抑えている。市場が好転するのは6月末になるだろう。インフレ傾向が明らかになってから、市場の資金は活発になると思われる」と述べた。
大口商品上昇 金再び1500米ドルに達す
就職に関するデーターは、米国経済が勢いよく回復している事を示し、先週の大幅下落の後、大口商品相場は9日、上昇に転じ、金は1オンスあたり1500米ドルに回復した。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ギリシャの長期信用格付けを三段階引き下げ、ヨーロッパ株式市場は打撃を受け、米ドル相場は上昇している。