中国の「『十二・五』総合交通輸送システム発展計画(意見募集稿)」(以下「計画」)の起草が完了したという。この『計画』は、交通輸送機関の整備を進め、各種輸送手段の総合的な発展を実現するものである。
「計画」では、「十二・五(2011-2015年)」計画期間中、中国の旅客輸送量は穏やかに伸び続け、輸送指標は多くの項目で30%以上の成長率になると予測されている。
その予測によると、「十二・五」期間末までに、中国の旅客数は440億人、5年間の増加率は34.3%、旅客輸送量は同37.9%増の38300億人キロ(旅客1名を1キロ輸送=1人キロ)となるという。そのほか、貨物量は同31.0%増の420億トン、貨物輸送量は同31.5%増の1800000億トンキロ(貨物1トンを1キロ輸送=1トンキロ)、海上貨物取扱量は同31.9%増の78億トン、コンテナ取扱量は37.0%増の1億8500万TEU(20フィート標準コンテナ換算)となっている。