以上の予測に基づき、「計画」では交通輸送インフラの建設に関する2015年までの目標として、(一)国家高速鉄道ネットワークと国家高速道路ネットワークの基本完成(二)環渤海、長江デルタ、東南沿海地区(上海・江蘇・浙江・福建)、珠江デルタ、西南沿海地区(広東省西部、広西チワン族自治区の沿海地域と海南省)港湾群の整備(三)内陸河川航路ネットワーク、民間空港、石油・天然ガスパイプライン、都市交通設備の建設加速(四)総合交通センター発展の推進(五)「五縦五横」(五本の南北幹線、五本の東西幹線)を主軸とする総距離489万キロの総合交通輸送ネットワークの形成、を掲げた。
また、「計画」では、2015年までに外航船バースの数を24.8%増の2214バース、民間空港の数を25.7%増の220か所にすると提議された。
そのほか、「計画」では、2015年までに、「高速鉄道を人口50万以上の都市すべてに結ぶ」、「高速道路を人口20万以上の都市すべてに結ぶ」等、運送サービス業に関しても新たな目標が提示された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月11日