財政部は先般、今年1-4月期の国有企業経営情況を発表した。それによると、国有企業の主な収益指標は引き続き増加を見せたが、増加率はやや鈍化した。1-4月期、国有企業の営業総収入は前年同期比24%増の累計11兆1198億3千万元、利益総額は同24.2%増の7125億9千万元に達した。
前年同期比で見ると、1-4月、主要産業の利益はいずれも安定した比較的速い増加を維持した。中でも増加率が高かったのは、建材、軽工業、化学工業、非鉄金属、石油。また、前月比で利益増加率が比較的大きかったのは、交通、建材、電力、石油化学だった。一方、利益が減少した産業は、不動産建設、鉄鋼だった。中央が管理する5大発電企業は引き続き赤字となった。
「人民網日本語版」2011年5月22日