アメリカ・モンタナ州で開かれていたAPEC・アジア太平洋経済協力会議貿易担当相会議は20日閉幕した。中国商務部の陳徳銘部長は会議で中国政府の立場を述べた。
陳徳銘部長は「中国は積極的な姿勢でドーハ・ラウンドに参与していく。大勢のAPECメンバーと共に、すでに収めた成果を守っていきたい」と述べた。
陳徳銘貿易相はさらに、「中国はAPEC加盟国が規制協力を行い、法規と各標準の協調を強化することを支持する。APEC加盟国経済体の社会発展が異なり、メンバー間の差異も大きいため、メンバーの多様性を十分考慮し、各加盟国の法律法規を尊重し、自由意志の上で規制協力を行い、無理に統一を求めてはならない」と述べた。
「中国国際放送局 日本語版」 2011年5月21日