もちろん、こうした外国のブランドのついたテーマパークの運営には、それなりのノーハウが必要であることは銀潤側も承知のことと思う。知的所有権保護の問題、レストランなどの仕入れにおける食糧安全問題、さらにはときどき上陸する南太平洋上で発生する台風(一過性の場合が多い)への対応など、頭を使ってもらいたい。
浙江省は全国政治協商会議で、海洋経済をメイン・テーマとする地域開発が議論されているが、やがては舟山列島あるいは南の福建省とも関連づけて、海峡両岸の平和的発展のための経済、文化の交流の中でユニークな役割を果たすことになろうとしている。そういうなかで、特色のある観光スポットがさらに増えることは大いに喜ぶべきことかも知れない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月23日