中日韓FTAの進捗が速まった背景

中日韓FTAの進捗が速まった背景。 5月22日、第4回中日韓首脳会談が東京で行われた。菅直人首相、中国の温家宝総理、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が出席した。温家宝総理は首脳会談後の記者会見で、「中日韓はFTAに関する産官学共同研究を年内に終了させ、来年には正式な交渉を開始したいと考えている」と述べた…

タグ: 中日韓FTA

発信時間: 2011-05-24 11:36:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

FTA実現の条件はそろっている

中日韓3国の状況をみると、3国はマクロ経済の協力や企業の往来など、FTA実現の基本条件はそろっている。強国同士の協力という魅力の他に、3国の貿易成長、貿易構造などにおける変化も、FTA実現をさらに現実的なものとしている。

実際、中日韓3国は世界トップ10の国家であるが、相互間の貿易額は3国の貿易総額のわずか11%前後、相互間の投資額も3国の対外投資総額の10%にすぎない。3国間の貿易・投資にはかなり大きな余地が残されている。

曾培炎元副首相は、いち早く中日韓FTAを実現すべきだと主張している。曾培炎氏は、「中日韓三国の経済規模は世界経済の20%近くを占め、人口は15億人に上る。FTAが実現されれば、中日韓はNAFTAとEUに次ぐ世界第三の自由貿易地域となる」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月24日

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