東日本大震災による電子機器メーカーへの影響は今も続いている。
キャノン中国から得た情報によると、キャノンは一部の製品の中国市場での販売時期を見直さなければならなくなっている。「一部の製品は販売時期を遅らせる。」キャノン中国の関係者はこのように述べた。
2日前、キャノン中国の小澤秀樹社長は、「地震により、部品の供給に影響が出ている」と明らかにした。
今回、被災の最もひどかった地域には、キャノンの部品工場が置かれている。小澤氏によると、福島、宇都宮など東日本にある工場が多大な被害を受けたという。しかし、4月末までに、キャノンが日本にもつすべての工場は生産が回復している。