だが、問題は部品のサプライヤーにある。小澤氏によると、キャノンの部品の多くは外部のサプライヤーに生産を委託している。しかし、それらサプライヤーの多くが東日本に工場を置いており、一部のサプライヤーは5月になってもまだ生産を再開できていない。
「デジタルカメラの生産には約800、オフィス用コピー機の生産には2000~3000の部品が必要である。その内、どの部品が欠けても、生産ができなくなる。」小澤氏はこのように述べた。サプライヤーの生産が回復されない内は、キャノンの生産が完全に回復するのは難しい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月25日