韓国軌道協会の申東春副会長は、中国(長春)国際軌道交通展覧会を見学した後、「中国軌道交通、特に高速鉄道はこの数年、まさに目を見張るような急成長ぶりを呈している。世界高速鉄道発展史上、軌道交通の成長で中国と肩を並べる者はいない。その成長スピードは、まさに驚嘆に値する」と心から称賛の意を示した。
今月24日から26日まで開催されている中国(長春)国際軌道交通展覧会には、14カ国・地区から関連業者が参加している。会期中に開催された「第2回中国際軌道交通フォーラム」には、各国の専門家や業界関係者が多数集まった。フォーラム出席者は、中国軌道交通の発展成果に対して称賛を示した。同時に、中国とタイアップして国際軌道交通市場を開拓したいという希望が続々と寄せられた。
申副会長は、「軌道交通の発展プロセスで、中韓両国はそれぞれ、経験を蓄えている。双方は優位性を互いに補い合い、共同発展を促進していくべきだ。韓国は人工知能機器分野で最先端の新技術を持っており、この技術を中国に導入することを検討している。中国の関係者が韓国に視察に来ることを歓迎し、双方の交流学習をいっそう強化するよう願っている」と話した。
多くの欧州企業は、中国で工場を設立し、軌道交通関連産業を発展させ、製品を世界各地に供給している。
あるドイツ系企業の中国現地法人に勤務する貝勇士氏は、「地下鉄や軽軌など、中国軌道交通の各分野は軒並み、非常にスピーディに発展している。我々は、この市場に広範囲にわたって参入できることを喜んでいる。今のところ、広州、上海、北京に現地企業を擁している。中国で生産した製品は、中国国内のみならず、全世界に供給している。また、グローバルな視点に立って、中国で生産した基礎部品などを世界各地に輸出している」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2011年5月28日