中国株式市場は2日、売り優勢の展開となり、銀行株が大きく売られた。上海総合指数は一時2676.54をつけ、2700ポイントの大台を再び割り込み、4カ月以来の最低を記録した。
アナリストは、地方人民政府管轄下の融資プラットホームのリスクへの懸念が強まったことは、銀行株が売られた原因だと見ている。
同日、上海総合指数は前日比38.39ポイント安の2705.18ポイントで引け、下げ幅は1.40%。深セン成分指数は193.31ポイント安の11506.52ポイントで引け、下げ幅は1.65%。上海・深せん両株式市場の取引高は1564.7億元だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月3日