京滬(北京・上海間)高速鉄道の開通に向けた準備がいよいよ最終段階に入った。今月20日にも、同鉄道で初めてとなる乗客を乗せた試験営業が行われる見通しだ。
現在、京滬高速鉄道では最後の走行試験が行われている。同鉄道を走るすべての列車が正式なダイヤに基づいた走行試験を行う。関係筋は、この走行試験は営業開始後の正式な運行と非常に近いと話す。
最終段階の走行試験計画によると、6月11~19日まで乗客を乗せずに運行し、6月20日以降は乗客を乗せた試験運行を行う。京滬高速鉄道の正式な営業開始は6月末になると見られる。
京滬高速鉄道の開通後、90本の動車組(新型高速列車)車両が同鉄道に導入され、時速300キロと250キロの2つの走行システムで運行する。乗車券も2種類の価格で販売されるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月9日