包鋼股份(600010)と攀鋼釩鈦(000629)が6月1日、四川省攀枝花市の攀西開発区との間で、約28億元を投じてレアアース産業パークプロジェクトを建設することに関する枠組み合意に調印したことがわかった。
これと同時に、攀鋼釩鈦レアアース有限会社の設立式典も同日に行われた。
市場では、攀西開発区事務局の話として、攀鋼釩鈦がすでに開発区との間で、同開発区にある世界3番目に大きいレアアース鉱区への投資に関する取決めに調印することで合意したという情報が伝えられている。同レアアース鉱区の軽レアアース埋蔵量は40万トンを上回るという。
現在、中国で確認済みの利用可能な軽レアアースの埋蔵量はわずか16万トンで、この超大型軽レアアース鉱区の埋蔵量はこれをはるかに上回る。同軽レアアース鉱区の価値は4000億元を上回ると見込まれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月8日