メディアの6月9日の報道によると、オーストラリアの官僚は、日本の福島原発事故が世界のウラン需要を抑制することはないと話したことがわかった。オーストラリアがウラン鉱の開発を強化するのに伴い、同国のウラン輸出量は引き続き増加すると見られる。
オーストラリアのマーティン・ファーガソン資源エネルギー大臣は、地質専門家に向けて行った講演で、2011年の同国のウラン鉱開発への支出は3割増になるとの予測を示した。
マーティン・ファーガソン氏は、「一部の国で原子力のニーズが高まっている。福島原発事故は市場の基本的な動き、人口膨張やエネルギー需要の増加という事実を変えることはない」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月9日