これと同時に、多くの韓国系、欧米系の自動車メーカーは、パーツの提携企業を変える動きに出ている。ロイター通信の報道によると、ヒュンダイ傘下のヒュンダイモービスは、日本の三菱自動車とスバルの2社から総額約2億3300万ドルのライトを受注したと発表した。ヒュンダイモービスが日本の自動車メーカーにパーツを供給するのは初めて。同社は早くにBMW、フォルクスワーゲン、クライスラーにライトを供給することに同意していた。
国内で売上げ大幅減が懸念され始めた6月4日、トヨタの豊田章男社長は韓国で、同社の世界での生産は11月に通常水準に回復するとの見通しを示した。
トヨタの中国法人は、中国の各完成車工場での生産は6月上旬から通常水準に順次回復すると表明。また、ホンダの中国法人も、震災による中国での自動車生産への影響は徐々に解消されていると発表した。部品の供給増加に伴い、ホンダの中国での生産は回復し、広汽本田と東風本田の生産は8月には通常レベルに回復すると見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月15日