発改委:6月のCPI上昇率が5月を上回る

発改委:6月のCPI上昇率が5月を上回る。

タグ: 発改委CPI

発信時間: 2011-06-23 11:59:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

5月の消費者物価指数(CPI)が34カ月ぶりの高水準に達したことで、6月と下半期の物価変動予想に関心が集まっている。

中国南部の洪水被害の深刻化や最近のブタ肉価格の上昇などの要因により、交通銀行と国泰君安が6月のCPI予想値をそれぞれ7.3%、6.2%としているように、いくつかのファンドや証券会社が6月のCPIを6%を超える高水準となると予測している。また、一部の専門家の間で、下半期のCPIの失速を懸念する声もあがっている。

しかし、発展改革委員会(発改委)筋は22日、今後の物価変動状況に言及し、「6月のCPIは5月を上回るだろう。今後単月のCPI上昇率が比較的高い水準となる可能性もあるが、全般的には、価格抑制政策の効果がすでに現れ始めているため、物価上昇傾向は制御可能になるだろう」との考えを示した。

昨年下半期の物価水準の上昇が顕著だったことが、今年の物価変動に残存効果を及ぼしており、前年同期比上昇ペース拡大の主要原因でもあると発改委筋は指摘している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月23日

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