加盟調印式でプレゼントを交換しあう東方航空とスカイチームのトップ。 |
中国東方航空は21日、国際的な航空連合のスカイチームに正式に加盟した。これにより東方航空には10億元の利益がもたらされる一方、スカイチームは大中華エリアで最大規模の航空連合となり、他の航空連合がカバーしていない就航地が32カ所増えることになる。中国広播網が伝えた。
東方航空は昨年6月21日に「スカイチームの遵守合意」に調印し、一年後の今月21日に正式にスカイチームに加盟した。加盟にあたっての測定・評価や準備作業がわずか12カ月で完了したのは、世界中の航空会社の中で最短記録となる。
正式加盟後、東方航空の利用客は世界168カ国の921の目的地に、1枚の航空券で行けるようになる。乗り換えはスムースになり、荷物は出発地で一度預ければ目的地まで自動的に運ばれる。東方航空独自のマイレージシステム「東方万里行」(イースタンマイルズ)の普通会員は、マイレージ加算、問い合わせ・予約、価格などで優遇サービスを受けられる。シルバーカード会員は、チェックイン、搭乗、待合い時にも優先的なサービスが受けられる。ゴールドカード会員は、これらのサービスをすべて受けられるほか、国際線の利用当日にスカイチーム傘下の465カ所を超える貴賓室を利用することができるという。
「人民網日本語版」2011年6月23日