また、鞏俐(コン・リー)、周潤発(チョウ・ユンファ)、渡辺謙が出演する中米合作大作「Shanghai」(中国語題「諜海風雲」)も8月20日から日本で上映される。中国語映画が日本の映画市場に参入することは、両国にとって好ましいことであり、特に、震災後低迷していた日本映画市場の回復につながる、というのが業界の一致した見方となっている。
回復の兆しが見える日本の映画市場だが、震災を題材とした映画が上映されるのは、かなり先のことになりそうだ.配給会社ワーナー・ブラザーズによると、「唐山大地震」の日本上映は、とりあえず来年6月と予定されている。この映画は、もともと今年3月26日に日本で封切られる予定だったが、同月11日に東日本大震災が発生したため、急きょ中止された。
ワーナー・ブラザーズ海外配給担当の陳さんによると、「唐山大地震」の日本での配給権を持つ松竹映画は、来年6月にロードショウを計画しており、来年3月から正式にPR活動を開始するという。同映画の上映が1年以上も延期されたのは、震災に見舞われた人々の気持ちを考慮したためで、災害パニック映画を震災後すぐに上映することは避けるべきだとの判断による。(編集KM)
「人民網日本語版」2011年6月26日