また、北京空港や三峡ダム工程など中国の建設業の名声が大きく高まる中、中国は世界の多くの地域で工事建設に参与している。ブラジルの高速鉄道、サウジアラビアの大型総合公園、コンゴの銅鉱山などはいうまでもなく、ニューヨークで中国企業が現地の地下鉄システムの向上に尽力しただけでなく、アメリカのアレクサンドリアーハミルトン大橋の改修、ヤンキーススタジアムのために新設された駅も中国の建設である。
アメリカ現地企業はこうした現象をおもしろく思っていない。アメリカ政府に就業機会を中国に持っていかれてしまうと意見している。American Bridge Companyのプロジェクトリーダーはこの意見に対し、アメリカ企業に中国企業(海上大橋)の工程の真似はできないという。「ほとんどのアメリカ企業はこの種の建造工場や施設、流動資金を持たない。中国企業はユニットの運搬も自社の船舶ででき、われわれの元まで運んで来れるのだ。」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月28日