米国、中国を貿易利便化措置の対象から排除

米国、中国を貿易利便化措置の対象から排除。

タグ: 中国貿易

発信時間: 2011-06-29 19:18:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米商務省はこのほど、貿易の利便化措置を適用する44の国と地域から、中国を排除した。これについて商務部の姚堅報道官は22日、米国が依然として中国に対してこのような差別的なやり方を続けていることは、中米の相互に尊重しあう相互利益の協力パートナー関係構築という位置づけに合致しない、との見方を示した。

姚報道官によると、米国は対中貿易に赤字が存在することを強調する一方、対中輸出を制限し、中国企業が関連の貿易利便化の恩恵を享受することを拒絶している。これは自己矛盾したロジックであり、やり方だといえる。

ここ数年来、米国の対中輸出は急速に増加しているが、ハイテク製品は農産品などの商品に大きく後れを取っている。中国の広大な市場は米企業の対中輸出拡大に巨大なビジネスチャンスをもたらしており、不合理な輸出管理制限政策が両国の貿易の発展を制約しているだけでなく、米国企業の利益を直接損ない、米国の雇用機会を減少させている。中国側は米国側が実務的な行動を取り、中米間のハイテク貿易の実質的な発展を推進し、中米貿易のバランスを促進することができるよう願っている。

「人民網日本語版」2011年6月29日

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