温家宝総理の欧州訪問期間中、中国は再びエアバス社に大量発注という大きな贈り物を送った。
中国航空器材集団公司と工商銀行金融リース有限会社は28日、ドイツのベルリンで、A320型機88機の購入についてエアバス社と契約、調印した。契約総額は75億ドルに上る。
中でも、工商銀行金融リース有限会社はエアバス42機を発注し、これは中国のリース会社の航空機購入で過去最大規模の発注となった。
工商銀行金融リース有限会社は中国工商銀行傘下で、現在68機の航空機を保有している。同社と航空機メーカーとの航空機購入契約の調印は今回が初めて。
今回のエアバス機発注について、工商銀行金融リース有限会社の李暁鵬会長は「エアバスA320型機で航空機規模の拡大を図ることは、我が社の戦略方針である。そして、エアバスA320型機は取引先の営利能力の向上と持続可能な発展にもプラスになる」と述べた。