渤海ガス田のアメリカ側の開発業者・コノコフィリップス石油中国有限公司は1日、原油流出事故について、流出はすでに効果的に制御され、油膜の回収も基本的に完了したという声明を発表した。
国家海洋局によると、渤海原油流出事件の調査レポートは5日に公開されるという。
原油流出事故が起こったのは、中国国内最大の海上ガス田であり、渤海の蓬莱19-3油田の位置にある。このガス田は、中国海洋石油とコノコフィリップス石油中国有限公司が共同開発したものであり、中国海洋石油は51%、コノコフィリップス石油中国有限公司は49%の権益を持っている。コノコフィリップス石油中国有限公司はガス田の生産作業や管理作業を担当している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月4日