米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は7日、アイダホ州で年に一度開かれる世界のエリートが集まる会議に出席した際、中国の今後50~100年の発展への期待感を示した。中国経済の強い伸びは米国経済の発展をけん引し、世界は中米の協力によって生まれた潜在力から奇跡を目にするという。またバフェット氏は、中国に投資する準備が整い、その時期を待っているところだと明かした。
バフェット氏は、「世界はゼロサムゲームとならないため、中国の経済発展が米国より速いことは米国にとって良いこと。中国が今後50~100年も急速な発展を続ければ、米国の経済発展をけん引することは間違いない。中国経済はこれが可能だと思う」と述べた。
また、中国には巨大かつ勤勉な人材がいるが、これらの潜在力を発揮できる完備された体制がこれまで不足していただけだとし、「現在この体制は米国と中国で役割を発揮しており、世界は中米から奇跡を目にするだろう」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月8日