中国国務院の温家宝総理は12日、国務院常務会議を招集し、養豚業の持続可能で健全な発展を促進する政策・措施について検討した。
会議では、最近、豚肉価格が急速に高騰しており、国民の生活に影響を及ぼすと同時に、物価水準の全体的な上昇につながっていると指摘し、生産者と消費者の利益を保護し、養豚業の持続可能で健全な発展を促進するため、養豚業支援関連の政策・措施の一層の整備に努めなければならないと強調した。
また、養豚業者の積極性を保護し、養豚業を促進すると同時に、豚肉価格の過度な上昇、消費者の急激な負担増を防ぎ、中・短期的な市場調整策の強化に力を入れ、市場における供給と価格の基本的な安定を保障すると同時に、政策の継続性、安定性という長期的な視点に立ち、長期的支援・保障措置を実施し、周期的な変動を緩和し、価格の大幅な起伏を防止することが必要であるとした。
今回の国務院常務会議で、養豚業の持続可能で健全な発展を促進する3つの措置の実施が決定された。
(一)養豚業支援の強化。
(二)養豚関連の公共防疫システムの整備強化。
(三)融資と保険の面での支援強化。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月14日