古くからの革命の地である山東省沂源県はかつて、上場企業が山東省の各県の中で最多ということで、「沂源現象」として注目を集めていた。
7月12日、沂源県の山東瑞豊高分子材料股份有限公司が深セン証券取引所「創業板(新興企業向け市場)」に上場した。同社の上場は、中国の資本市場に広く知られている「沂源現象」に新しいエピソードが加わったことを意味している。
沂源県は典型的な山岳地帯にある農業県であるが、金融業の最前線である証券業と切ってもきれない縁がある。2002年の「山東薬玻」の上場を皮切りに、沂源県で相前後して4社の企業が資本市場という大舞台に登場している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月22日