中国人民銀行の周小川頭取は23日、「現在、過去、未来を問わず、ヨーロッパの金融市場は中国の主な投資先の一つだ」と表明した。
周小川頭取は記者のインタビューに答え、「21日、ユーロ圏とEUの首脳会議はギリシャに対する新たな追加支援策で合意した。中国はこれを歓迎する」と述べました。その上で、「EUの行動はユーロ圏のソブリン債問題の解決にプラスとなる。また、ユーロ圏とその加盟国の金融市場の安定を保ち、EU及び世界経済の回復や、持続的でバランスの取れた成長を促すこともできる。国際金融市場で責任ある投資家として、中国はユーロ圏とユーロを信じており、国際金融市場で積極的かつ安定した役割を果たしていく」と強調した。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年7月24日