7月23日に発生した温州高速鉄道追突事故で、中国鉄道部は信用崩壊の危機に陥っている。
金融危機対策として、2008年に始まった国家的プロジェクトである4兆投資計画で中国の高速鉄道建設は全面的に展開されてきた。広発証券がまとめた最新データでは、現在、中国ですでに開通している高速鉄道路線は北京-上海、武漢-広州、寧波-温州線を含め13路線、建設中は南京-杭州、北京―石家荘路線、ハルビン-大連線を含め26路線、計画中は深センー香港、北京-瀋陽、徐州―鄭州線を含め23路線である。中でも、すでに営業開始している路線へ投資額は5898億元、建設中路線に必要な追加投資額は8491億元に上る。