中国高速鉄道追突事故 保険7社が310万元を補償

中国高速鉄道追突事故 保険7社が310万元を補償。

タグ: 中国高速鉄道

発信時間: 2011-08-01 17:58:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

保険会社が公表したデータによると、7月23日に発生した温州高速列車追突事故を受け、生命保険会社7社が死傷者を対象に、商業保険を7月31日現在で計310万元(約3720万円)以上支払った。業界関係者は、「今回の事故による各保険会社の補償額からも、中国の保険保障が不足しているといった問題点が存在することが分かる」と指摘した。情報によると、中国の生命保険市場では、投資型製品が主力製品となり、保障型製品が非主力製品となっている。今年上半期、「分紅険」(会計年度終了後、前年度の分配可能な利益残余について、一定の比率に基づき現金等の形式により顧客に分配する保険)による収入は生命保険収入全体の91.6%を占めた。生命保険市場における「分紅険」の肥大化という問題は、監督管理機構からも高く注目されている。北京青年報が報じた。

7月29日現在、太平洋保険は4名の顧客(死亡前、同社の少額の事故傷害保険に加入していた)が、列車衝突事故により死亡したことを確認した。同社は3名の死亡者の保険受給者に対して、計75万元(約900万円)の保険金を支払った。その他1名の死亡者に対する補償準備もすでに整っており、保険受給者の同意を待ち支払われる。また同社の10名の顧客が、入院治療中だ。同社が今後給付する保険金は、100万元(約1200万円)を上回る見通しとなっている。

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