日本やフィリピン等の国家から出された、中国の空母建造に対するさまざまな非難に対して、「環球時報」は「第一列島線を越えたことも、空母を建造したことも、中国の意識的な行為ではなく、中国の全面的成長に伴う自然な行為である」と返答した。国際金融報が報じた。
専門家は、これらの「自然な行為」は、中国経済の近年来の高度発展、および中国の海外貿易が世界貿易に占める比率の向上に基づくものと指摘する。軍事アナリストの宋暁軍氏は、「中国の造船業は生産能力の過剰に陥っている。空母の建造とそれに伴う艦隊の配備により、同業界の競争・淘汰が加速されると同時に、一般船舶に用いられる関連設備の国産化を促進できる」と分析した。