8月4日、国際市場の金価格は一時1669.02ドルをつけ、1700ドルに接近した。これと同時に、世界金協会(World Gold Council)が発表したデータによると、各国政府の今年の金の純購入量は203.5トンで、昨年の76トンのほぼ3倍となっていることがわかった。
韓国中央銀行は3日、今年6月、7月で金25トンを購入したことで、同国の金備蓄量が39トンに達したことを公表した。韓国中央銀行が金備蓄量を増やしたのはここ13年来初めて。今年に入って以来、メキシコとタイの中央銀行も金を大量に購入しており、その金購入量はそれぞれ99.2トンと9.3トンだった。ここ1年半で、最も多く金を購入しているのはロシアで、あわせて181.5トンの金を購入している。