中国農業大学は先月30日、味千ラーメンの宣伝資料のために栄養レポートを作成したことについて声明を発表し、味千ラーメンの商品を認証したことはないと述べ、味千側に謝罪を要求した。上海市質量技術監督局も2009年に味千の商品に食品への添加が禁止されているソルビトールが検出され、味千は78万元の罰金を科されたが、同年の年次報告にはこの一件が記載されていなかったことを明らかにした。「広州日報」が伝えた。>>【特別企画】味千ラーメンの豚骨スープ事件 中国で物議をかもし出す
こうした情報の影響により、味千の株は今月1日の株式市場で取引が始まるとただちに下落し、一時は15%の下げ幅を記録し、終値は1株あたり13.46香港ドル(約133円)で前日比13.04%安となり、今年最大の下げ幅となった。味千株は先月22日の終値以来、累計23.6%低下し、時価総額約42億香港ドルが消滅した。