専門家、レアアース関連の西側諸国の中国批判に反論

専門家、レアアース関連の西側諸国の中国批判に反論。

タグ: 中国レアアース

発信時間: 2011-08-10 17:41:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

申銀万国証券のアナリストは9日、本紙の取材に対して「中国はレアアースを有する唯一の国家ではないが、過去数十年間に渡り、世界のレアアース供給に対して大きな役割を果たしてきた。しかしながら自国の自然環境を破壊し、資源を損ねる結果となってしまったのだ。西側諸国の非難は全く筋が通っていない」とコメントした。

財政経済のコラムニストである莫大氏は、本誌の取材に応じた際に、「WTO加盟国が不服だというのであれば、各国共同で価格抑制を検討すればいい。WTO加盟国にレアアースがないわけではなく、採掘コストが高くつくのを懸念しているだけである。彼らは今になり中国を非難しているが、低価格で中国の重レアアースを購入したいだけだ。中国は鉱物の豊富な国家であるとは言え、世界各国が安価で買い漁ろうとするなら、資源が枯渇するだろう。ゆえに中国政府は管理・抑制の権力を強化する必要があり、それはまた必要な戦略的方針だ」と述べていた。

中国はすでに、西側諸国の非難に対し、行動で態度を示していた。中国はレアアースの輸出を規制していたわけではないのだ。今年7月中旬に発表されたレアアース輸出割当計画の中で、中国の2011年のレアアース輸出割当総量は3億184万トンに達し、2010年通年の3億259万トンから75トン減少したに過ぎない。

     1   2   3    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。