東營市人民政府と東營三明林業発展股份有限公司が積極的に計画し、申請していた、中国グリーン炭素シンク(炭素吸収源)基金会炭素シンク研究院の山东分院と黄河デルタ炭素シンク基金を東營に設立する案件が先頃、同基金会から認可された。また、東營に「炭素シンク計量センター」と「黄河デルタ炭素シンク取引所」の設置計画も現在、検討中。
同基金会は増分コストによる排出量削減、気候変動への対応を目的とした全国的な公募基金。気候変動対応を目的に植樹造林、森林運営、森林破壊の減少やその他の関連する増分コスト/排出削減活動の推進、関係知識の普及、公民の気候変動への対応意識と能力の向上、森林エコ補償メカニズムの支援と完備に尽力することが宗旨。
東營の山東分院、東營三明林業発展股份有限公司の「中国グリーン炭素シンク基金会炭素シンク技術訓練基地」の設置は、黄河デルタ地帯の炭素シンク造林や計量分野の科学研究の強化、炭素シンク林業教育・訓練と内外の協力・交流の展開、地域の炭素シンク造林事業の良好かつ急速な発展にとって模索的、実践的な意義がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月11日