中国財政部が17日発表したデータによると、1~7月の中国の主要経済指標が前年同期比て比較的速い成長を維持した。しかし、7月単月の国有企業営業収入と利益は前月比でともに減少した。
1~7月の国有企業営業収入は20兆6508億6000万元で前年同期比25.2%増。7月単月の国有企業営業収入は6月と比べて5.3ポイント減少した。中央企業(中央政府直属の国有企業)の1~7月の営業収入は13兆1290億5000万元で前年同期比24.9%増、7月単月は6月より6.8ポイント減。地方国有企業の1~7月の営業収入は7兆5281億1000万元で、前年同期比で25.6%増、7月単月は6月より2.6ポイント減。
また、1~7月の国有企業の利益は1兆3359億8000万元で、前年同期比で24.4%増。7月単月の国有企業の利益は6月と比べて5ポイント減少し、前月比減少幅は年内最大となった。1~7月の国有企業の純利益は9993億6000万元。そのうち、中央企業の純利益は9095億1000万元で前年同期比20.9%増、地方国有企業の利益は4264.7億元で32.4%増。
1~7月期の前年同期比利益伸び率が大きい業種は建築材料、化学工業、非鉄金属、石炭、商業・流通業で、7月の前月比利益減少幅が大きい業種は機械、建築・不動産、軽工業、鉄鋼業だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月18日