中国人民銀行(中央銀行)は23日、先般、財政部、商務部、税関総署、税務総局、銀行業監督管理委員会と共同で発表した『越境貿易における人民元建て決済地区の拡大に関する通達』で、河北省、山西省、安徽省、江西省、河南省、湖南省、貴州省、陝西省、甘粛省、青海省、寧夏回族自治区管轄の企業の越境貿易での人民元決済業務を新規に承認すると同時に、吉林省、黒竜江省、西蔵(チベット)自治区、新疆ウイグル自治区の貨物輸出における人民元決済業務の適用海外地域範囲を隣接している国から世界すべての国と地域へと拡大することを確認したと公表した。
これにより、中国の人民元建て貿易決済の国内適用範囲は全国に拡大することになる。