次に、外部環境が複雑であり、中国に対する影響に注目が必要だ。今月の新規輸出受注指数は前月比で2.1ポイント低下し、48.3となった。2009年5月以降、同指数が50ポイント以下となるのは初めて。
また大口商品の価格が反発し、インフレ圧力が依然として深刻である。原材料・エネルギー類の調達コストが上昇していることを受け、8月の購入価格指数は0.9ポイント上昇し、57.2となった。原材料・エネルギー類の購入価格指数は再度60を超え、前月比4.3ポイント増の61.9に達した。ここからも、企業のコスト圧力が深刻化していることが分かる。
「人民網日本語版」2011年9月2日