国家食糧局の曽麗瑛副局長は3日、黒竜江省で、中国の食糧生産は引き続き安定した伸びを維持するだろうと語った。
曽副局長は3日開かれた2011・黒竜江金秋食糧取引協力商談会でこのように語ったもの。この日、全国の20余りの省・直轄市の食糧業者と農民協同経済組織の代表2400人余りがハルビン市に集まり、2日間にわたる食糧・油脂の展示販売、説明、取引商談を繰り広げた。
曽副局長は次のように説明した。今年の夏季収穫食糧は豊作で、冬小麦は「8年連続増」を実現し、早稲の生産は回復した。現在、秋収穫食糧の作柄はよく、この後大きな自然災害が起きなければ、年間の食糧生産は引き続き安定した伸びが維持されるだろう。今年の食糧消費需要は引き続き増える見込みだが、食糧の需給は基本的な均衡が維持されるだろう。
曽副局長はさらに、今年も国は食糧生産への支援度を強め、食糧の安定増産活動を繰り広げ、地方の食糧への取り組みと農民の食糧作付けの意欲をさらに引き出したと述べた。
「新華網日本語」より 2011年9月4日