第8回中国国際中小企業博兼中国タイ中小企業博が22日、広州で開幕した。今回、主賓国、公式招請国としてタイ館とロシア館が会場の広州琶州展示館に正式に開設された。
組織委員会によると、会期4日で、展示面積は10万平方メートル。そのうち国内展示エリアには3561のブースが設けられ、出展企業は2223社に上っている。海外展示エリアには1512のブースが設けられ、33カ国・地域の817の企業、機関が出展している。
タイ館は「持続可能なエコ生活」をテーマに展示面積が1万平方メートルに達している。200社近い中小企業が参加し、展示内容は食品・飲料、化粧品、保健品、観光、文化などに関するもので、そのうち観光、映画、ソフトウエア、マンガなどを重点的に際立たせている。
タイの関係者は次のように語った。今回の参加を通じ、タイの中小企業の貿易・投資協力の機会、ルート拡大を支援し、少なくとも600組の企業顔合わせを実現し、4億5000万バーツの貿易成約額を目指し、タイの中小企業の実力と競争力を高め、タイ内外の取引、貿易、投資のチャンスを拡大する。
ロシア館は展示総面積が1000平方メートル余りで、150社近くが参加している。企業はITやバイオ医療技術、環境保護・省エネ技術、機械製造、ホテル・飲食、サービス業などの専門分野に及んでいる。ロシアのカラワーエフ産業貿易次官は、中国との中小企業やイノベーション技術面の協力拡大、ハイテク分野への投資誘致を希望していると表明した。
同博は中国で規模が最も大きく、規格が最も高い、中小企業に目を向け、支援する国際見本市で、2004年に始まり、毎年9月に広州で開催されている。第2回から中国とフランス、イタリア、日本が共催している。
「新華網日本語」より2011年9月24日