アリババグループはこのほど、35億4000億元の福利厚生計画を発表した。この計画には、「ihome」と呼ばれる社員向け無利息住宅ローン計画(30億元)や子女教育基金設立費(5億元)、臨時手当(4000万元)が盛り込まれている。
ここ数年、アリババだけでなく、多くの企業が人材確保のために様々な対策を実施している。例えば、自由選択制従業員給付制度の導入、海外出向機会の提供、補足保険の提供などだ。そのほか、中国IT大手のテンセントは、業界の知識、一般スキル、指導力など各種研修制度のほかに、各新人に一人のチューターをつけるなど研修体制を整備している。