江氷司長によると、「十二・五」期のエネルギー消費の合理的抑制に関する任務の一つに、調和メカニズムと評価システムの構築がある。中央政府は、地区別目標の実施状況を地方党委員会の指導グループと指導者を審査・評価する重要な基準にすると同時に、達成状況を各地の新規エネルギー事業およびエネルギー多消費事業に連動させるという。
今年の両大会で採択された中国の「十二・五計画」綱要で、エネルギー消費を合理的に抑制し、エネルギー発展計画を早急に制定し、地区別目標と実施メカニズムを明確にすることが提起された。江氷司長は、エネルギー消費の合理的な抑制は目標本位のメカニズムを形成し、中国のエネルギー多消費産業の速すぎる成長を抑制できると見ている。中国は世界の20%のエネルギーを消費するが、作り出す経済規模はわずか10%で、過剰なエネルギー消費は中国がエネルギー資源が支える産業構造と粗放的な成長モデルに依存していることを示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月24日